癌((がん)と共存!愛は癌(がん)よりも強し!心と体のケア法☆

彼の癌と共存した2年間で学んだ癌の知識、試した癌の治療法・抗癌剤、代替最先端治療、サプリ、ホスピス、在宅ケアまでの全ての情報を 今、闘病で辛い想いをされている方に伝え、少しでもお役に立てればとの想いから発信する実体験ブログ

ホスピス

ホスピス・・想い出を語る会2【癌(がん)と共存!愛は癌(がん)よりも強し!】5

「想い出を語る会」第2部は・・・
おそらく病室についで、各家族にとって大切な方との
想い出が散りばめられているであろうラウンジでの
お茶会を兼ねた「想い出を語る」そのものの場となった。

院長先生他、2名のドクター・師長さん・薬剤師さん・・・
そして、当時の担当ナースを交えて、いろんな想いを超えての
涙あり、笑いありの緩やかな時間の共有である。

私たちは彼の生まれ変わり?の「ほのか」がいたこともあり
ラウンジの一角にあるプライベートルーム(と彼と言っていた)の
暖炉の前に席を取った。
彼は、この暖炉の火の温かさを とても気に入っていた。
温もりと共に、一段低い所に位置するこの異空間は
なんだか「隠れんぼ」をしてるようで・・いつも秘密基地にいる
子供が得意気に外の様子を覗いているような・・ヤンチャな顔を
して座っていた・・
そしてある時にはモルヒネの副作用の中でまどろみながら・・
ある時は・・痛みの中で自身の命を見つめながら・・・
さまざまな「彼」がここにはいた・・・

もちろん、2度目の限界時における入院の時には・・この秘密基地
にくることはできなかった。
ゆふみ病院の何処に彼の想いがいるのかと言えば、私は院内に
おいては迷わず この空間だと思う。
あとは玄関からでた庭だ・・・
そこで煙草を吸いながら聴いた竹林の音楽会・・・
雄大な由布・鶴見岳を眺めながら見送った真っ赤な夕日・・・
そしてロータリーから見上げる天然のプラネタリウム・・
手を伸ばせば落ちてきそうな満天の星達・・・
この空間に彼は佇んでいる・・・そう思えた・・・

1年という時が過ぎてみても・・・彼の肉体という形がないだけで
彼が存在していないという感覚がまったくない・・・
彼の死を認めていないとか、側にいてほしいと願っているとか
そんな感覚もない・・・
無理に封印したものもないし、あえて捨てたものもない・・・
ただ私は、このアパートの8階からは引っ越したいという想いだけは
募っている。大地を踏みしめられる所、土に触れながら暮らしたい。
そんな気持ちで悶々と自分の感情を閉じ込めて過ごしていた。
できない言い訳で1方向からの視界を視野のすべてと思い込んでいた
昨日、視野の角度を変えるという原点を思い出すことができた。

私の体内に存在するかもしれない「固まり」は案外「心の凝り」
そしてずさんな体の管理への警鐘なのかもしれない・・・
そして、それは「俺の所に飛んでくるのはまだまだ早いよ」って
彼がメッセージを送っているのかもしれないな・・・
人の心の声・・人の痛みの声ばかりを聞こうとして・・私は私の体の
発している声を聞いていなかったのかもしれない。
私の体は、私が作り出したものじゃないということ・・所有物ではない
魂→心を同居させてもらって管理をまかされているのだということ。

メンテナンスは日々の積み重ね・継続が大切だということ。
それを実践していく継続というプロセスが魂→心の課題なのかな・・
見栄え、形でなく、本質、内容そのあたりが体にもあてはまる気がする
思うばかりでなく、言うばかりでなく・・・
バーチャルではなく体験して感じること・・・そこから生まれてくる感謝
生かされているという感謝が溢れたものが「心の余裕」なんだろうな・・・

この「想い出を語る会」の緩やかな「命を想う」空間に参加したことで
私の心はやっと春に向かって踏み出した気がした・・・

時間の流れという言葉の中で・・薬剤師さんと彼の想い出を話していて
彼の痛みには「ケタラールシロップ」が効果抜群だったよねーという話しが
出たのだけれど、なんと今年の1月から彼のような使用法は禁止になった
とのこと・・・それとレスキューの新製品オキノームがでたとの話し。
ケタラールはそもそもは麻酔薬で静注(IV)で使用するものだけれど
彼のように末期の疼痛コントロールに奏功する例もあるのに、詳しい
理由はリサーチしていないけれど、モルヒネが効かない場合の薬の
選択肢がひとつ禁止されたということは、なんだか納得いかない気がする
こういうのって誰が決めるんだろうな・・・

今日、大分でもソメイ吉野の開花宣言が出された・・・
近いうちに、またゆふみ病院のしだれ桜を見に行こうと思っている。
患者さんのひとりSさんとの約束である・・・

ホスピス・・想い出を語る会【癌(がん)と共存!愛は癌(がん)よりも強し!】5

3月10日・・・
ゆふみ病院主催の「想い出を語る会」に参加させて頂いた。
この「想い出を語る会」は年に3回、ゆふみ病院で旅立たれた方の
遺族に対して催されているものだ。

会は1部と2部に分かれていて、1部では院長先生の挨拶で始まり
「大分 生と死を考える会」事務局長 小野寺勉氏の講話が約30分
そして斉唱・・「忘れないで」という曲を、流れに任せて口ずさむ・・・
素朴な短いメロディーを口ずさんでいるうちに涙が溢れてきた・・
悲しいという感覚はなかった・・・
寂しいという感覚もなかった・・・
彼とのホスピスでの日々がフラッシュバッグしたわけでもなかった。
どう表現したらいいのか・・・無意識の中の「想い」が溢れてきた・・・
そんな感じだと言えばいいのかな・・・

院長先生は「ここは、みなさんの大切な方が人生の最期の時間(とき)を
過ごされた場所です。魂が帰ってきています。」
挨拶の冒頭にそう言われた言葉が、無意識に閉ざしていた心の扉を
スッと開けてくれたのかもしれない・・・

家族や大切な人の「死」をどのように受け止められるか・・・
それは、その大切な人の「死」に至るまでの さまざまなプロセスが
関与してくるのだと思う。実際このホスピスにたどり着くまでにも
「治癒が不可」との診断を下されるまでに、さまざまな過程を経て
希望や絶望を繰り返し・・或いはそれを感じる時間もないくらいの
時間の中で「死」に直面した方もいらっしゃるだろう・・・

この日は17家族が参加されていた。この「想い出の会」への案内は
亡くなって1年前後の遺族の方々を対象とされているとの事だった。
1年という時間を経て、やっと本当の意味で大切な方の「死」という現実を
受け止められる事が多いという・・・
もちろん、環境によっては人それぞれで、悲しみに浸っている暇はない・・
そんな方もいるだろう・・・
この日、会の始まる前に私達のテーブルに同席した 少し年配の女性が
ポツリポツリと語った話しは、「千の風になって」という歌によってご自身は
歩き出す事ができたという・・・
今のように、この歌がブレイクする前に、病院の先生からの勧めで
わざわざ東京から取り寄せたCDを聴くことで、少しずつ眠れるように
なったということだった。それまでご主人に夜中に起こされていたらしく
その声が耳に残っていて、亡くなって半年は どんなに睡眠薬や安定剤を
飲んでも眠れず、誰にも逢う気持ちにもなれず引きこもっていたという・・
ところが、この「千の風になって」を聴くようになって、少しずつ心が癒され
眠れるようになってきたという・・・

講話の中でも、小野寺氏の娘さんの体験談を元にいくつかの話しをされて
いた。「引きこもり」「燃え尽き症候群」言い方は色々あるのかもしれないが
人は深い悲しみというハードルを乗り越えるには、その人自身の心が・・・
そして、その自身の足で乗り越えなければならないのだろう・・・
そのきっかけは・・・いつどんな形で訪れるかはわからないけれど・・・
私自身、今の自分で考えると(実は私も結構引きこもってる事に改めて
気づいた)止まっていることがマイナスを生み出していることに気付いた。
心も体も動きが止まっていたことに気付いた・・・
水も心も動かないと腐ってしまうよなぁ・・・体も・・血液が滞れば諸症状が
現れてくる。細胞単位で考えたとして体は正直だ・・・
この講話の途中で、ふと気付いたのだった。その瞬間私の中の何かが
スーッと軽くなった気がした。ここ数ヶ月からだの中に滞っていた何かが
抜けた感じだ・・・

実際、この会が終わってから・・彼が亡くなってから止まっていた生理が
始まったのである。とても不思議だった。体に起きている幾つかの異変?は
案外、自身の心が せっせと生み出していたのかもしれない・・・
事実、数日間出現していた指先の浮腫が退いたのだった。

今日はこれから仕事なので、「想い出を語る会」第2部の様子と感じた事は
また改めて報告します。
「血液の流れ」「気の流れ」「心の流れ」このあたりについて
コメントやご意見等頂けたら嬉しいです。


旅立ちの時・・「ありがとう」【癌(がん)と共存!愛は癌(がん)よりも強し!】5

苦しみからの解放・・・
もう、引き返せない・・
セデーションは、彼に対して最後の選択だった。
彼は・・癌であることが嘘であるかのように
穏やかに・・本当に穏やかに眠っている・・・



「痛み」も「呼吸苦」もないよ
もう自由に羽ばたいてもいいの?
心のままに・・・

みんな側にいてくれてるんだね・・・
ポンコツになった俺の体を
みんなで さすってくれてありがとな・・・

俺は 1足先に旅立つけれど
こうして、みんなが側にいてくれて幸せだ!
ありがとな・・・

たくさんの痛みも・・無くなったよ
体は・・還すけれども
心は・・解放だよ・・・
飛んでいくよ・・・
風になり・・みんなを見てるから・・・
感謝だよ!

いい人生だったよ!
癌になったからこそ、見えてきたものがあるよ
最後の最後に・・「生きること」に真剣になれたよ・・・

眠ったままの彼の手を握り続ける中で・・・
そんな彼の心の声が聞こえてきたのは
どうやら私だけではないようだった。

それでも、肉体との現実の別れは辛い・・・
みんなが、それぞれ彼のやせ細った体を慈しみ労った・・・
チアノーゼの現れ始めた足先を懸命にさする・・・
看護師の娘は脈を取り続けた・・・

それぞれの想いを込めて・・それぞれの想いで彼の体にふれている
看護師さんがサチュレーションだけ測りにくると
それでも皆食い入るように数値を見つめる・・・

痛みがない・・正確には痛みの訴えがないということは
こんなにも皆穏やかなのだ・・・
彼が・・彼の肉体が「死」に向かっているなんて信じられないだろう・・
さすりあいながら彼の話しで盛り上がっている・・・

彼の心機能は人一倍強く・・肺活動は殆ど停止しているのに
心機能だけで実に丸2日持ち堪えていた・・・

無呼吸の状態が十秒近く続くと・・・さすがにみんなの表情が慌てた・・
慌てて「しっかり息してよー」とみんなで揺すっている。
そうすると、大きく溜息をつくように息をする彼・・・

その繰り返しの中で 確実に現れてくる臨死症状・・・
頑張ってくれていた心臓も・・・・・
血圧が測れなくなった・・・
最期に彼は、体内のすべての想いを吐き出すかのように
大きな大きな呼吸をした。
言葉にならない言葉を発したのだろう・・・

「ありがとう・・そろそろ逝くよ!またな!」
「ホントに ありがとな」

そんな彼の心の声が聞こえた気がした
そして・・彼の魂が、肉体から旅立っていく感覚が
空気の中に感じられた・・・
苦しみからの解放・・そして彼は私達の心に「永遠」となった。

私は思わず「こちらこそ、ありがとう。大好きだよ」と呟いた・・・
3月5日・・・21時07分・・・
もうすぐ 彼の旅立ちの日が巡ってくる・・・

旅立ちの時・・苦しみからの解放【癌(がん)と共存!愛は癌(がん)よりも強し!】5


「先生・・助けて・・行かないで下さい!」

覚醒する度に、起きようとする。立ち上がろうとする。
立ち上がることが出来ないのに・・
それでも動かずにはいられない・・

身の置き所を求めて、ただひたすら動こうとする彼・・
動くと呼吸苦が増強するので・・・
祈りをこめて抱きしめながら寝かせてあげる。
けれど、またすぐに起き上がる。

大きな声で彼の名前を呼ぶ・・
その瞬間だけ、私の顔を見て動きは止まる。
けれど、それは一瞬の事だ・・・
とにかく、じっとしていられないのだろう・・・

先生が安定剤の筋注をする為に、
彼の側を離れようとすると・・・
彼は、先生の白衣の裾を摑んで「行かないで!」
「お願いです。行かないで・・」と懇願した・・・
先生も泣いていた・・・
側にいた誰もが、どうすることもできず泣いていた・・・

安定剤を注射して、やっと落ち着いて眠りに入る・・・
先生から「もうあまり時間が残されていない事」を告げられる。
子供たちの職場に電話をかけ、すぐに病院にくるように伝えた。
みんながそろって、暫くした頃・・彼の長男が到着した。

長男は彼の要望(入院の前日に電話で話しをした時に、今度
帰ってくるときには、制服姿で帰ってきてくれ!制服姿がみたいよ)
そう言っていた。
長男は、さすがに横須賀から制服というのは出来ないので
ゆふみ病院についてから着替えて部屋に入ってきたのだった。
海上自衛隊の、真っ白な凛々しい制服姿で父の前に立った長男は
「親父!ただいま!約束通り制服で帰ってきたぞ!」
そう言うと、彼は目を開け「おう!」と苦しげな表情ながら
視点のあった眼差しで長男を見つめた・・・

ただ・・それも一瞬でしかなかった。
覚醒してしまった彼に、再び苦しみの時間が始まった・・・
あまりに苦しんでいる父を抱きかかえたり、寝かせたり・・
前回の帰省の時とは、あまりにかけ離れた父の姿を
必死に受け止めようとしている長男に 院長先生が声をかけ
部屋の外で手短かにインフォームドコンセントが行なわれた。
もちろん、次男と私も同席した。

それは、このままの状態はお父さん(彼)にとっては地獄でしかない事
以前に、お父さん(彼)の意思の範囲に、「最期は眠らせて欲しい」と
言っていた事・・の説明だった。
ただ・・それは眠ったまま確実に彼の生体機能は停止してゆく=死に
向かうということを意味していた。
呼吸抑制が起き、心停止・・・緩やかに確実に顎呼吸になり、酸素が
取り入れられなくなって(サチュレーション値が下がり手足の冷感→
チアノーゼの出現)そして血圧の低下を、ここにいるみんなで受け止め
見守っていかなければならないのだ・・・

長男の気持ちの中には、父に逢うまでは「親父は死なない!今度も
奇跡を起こしてくれる!」そう信じていたと思う・・・
そして実際に父を抱えた時に、不安ながらにも、父の生命力を
「信じたい!頑張ってくれよ!」という想いでいっぱいだったのではない
だろうか・・・そんな中での院長先生の言葉は・・簡単に受け入れたくは
ないことだったかもしれない・・・

長男は、再び部屋に戻り、あらためて父の苦しみを見据えた・・・
泣きながら「親父・・頑張ってくれよ」と言いながらも無意識に
起きて立ち上がろうと繰り返す父を抱きしめてから寝かせた後
院長先生に「お願いします」と頭を下げた。

「コントミン」と「ロヒプノール」
彼の苦しみからの解放に使われた薬は、モルヒネ+この2剤だった。

60兆個からなる人間の細胞・・・その中で増殖し続けた幾つの癌細胞
たちが、彼の体を走り回っているのだろう・・・
「眠りの世界」に旅立とうとしている彼を見つめながら・・・
何故だか、ふとそんな想いが頭をよぎった・・・

・・もう居場所を探さなくていいからね・・
・・みんな側にいるよ・・

旅立ちの時・・ホスピスへ【癌(がん)と共存!愛は癌(がん)よりも強し!】5

「明日、入院するよ」
自らそう言った彼・・というよりも
言わずにいられない状態だったのだと思う・・・

何時の頃だったか・・
「最期の時には、こうありたい」そんな理想を語っていた彼・・
そんな時期があったことが、この時の状態からすれば
ほんの、物語の序章にすぎない「夢物語」のようにも感じた。

考える事ができる・・ということは、
まだ命の時間に余裕がある事だと・・そう思えた。

例えば、操縦不能になった飛行機を・・
最初は冷静に分析して立て直そうとする。
いろいろ試してみるが、どうしようもないまま地上が見えてくる。
恐怖感や現世への想いや後悔が浮かんでくる。
それでも何とかできないものか全力で出来ることすべてを努力する。
そして・・・本当に最期の瞬間には・・・
感情を超えて・・「無意識」の領域に入るのではないだろうか・・・

「死生観」・・その言葉が理想論のように思えた・・・
けれど無意識の中でも、彼は生きている・・・命は灯っている。
灯されている限り・・彼の温かい体にも、無意識の心にも
触れていたかった・・・
触れて・・寄り添って・・祈って・・
彼のすべての苦しみを取り除いてあげたかった・・・

その日の朝、彼は息子さんにスポーツ新聞を買ってきてもらい
字もよく見える状態ではないのに、いつものリクライニングチェアで
競輪の予想をしている・・・字がよく見えないのか意識が消えゆくのが
歯痒いのか「あーもうッ」って繰り返している・・・
彼は無意識の中でも、慌てずいつもの自分の習慣を守った。

なぜだか呼吸苦の訴えはない・・・
病院からTELがかかってくる。
なかなか来院しないのを心配してTELをかけてくれたのだった。
なぜだか彼がTELに出て、怒鳴っている。驚いてTELを代わる。
幻覚かなにか見えたに違いない・・・本当に驚いた。

病院に到着すると、すべての準備は整っていた。
用意してくれた車イスを断って、彼は私に寄り添って歩いた。
111号室・・前回の入院時の時の向かいの部屋だった。
まず最初に酸素投与をしながらモルヒネの持続性皮下注を施行。
次に褥瘡の処置をしてくれた・・・
在宅酸素を始めた頃から、極度に悪化してしまった・・
悪液質による栄養状態の悪化が褥瘡を・・低タンパクが浮腫を・・・
ありとあらゆる悪循環を起こしていた。

呼吸苦出現で、彼は起きたり寝たりを繰り返す・・・
ドルミカムを使って眠らせてくれようとするが・・・量が中途半端で
すぐに覚醒してしまい・・覚醒したら、とにかく「なんとかしてくれ」と
起きたり寝たりの繰り返し・・・
先生は「生殺しの状態です」「肺ガンは本当にキツイですよ」と・・

前回の入院→危篤の時と同様・・彼の長男の到着を待っていた。
長男は予定では2日後の飛行機で大分に帰ってくる予定だった。
入院した後すぐに、まだ船に滞在している兄に次男が電報を打った。
それゆえに長男到着までは意識をドローにしないようギリギリの
ラインでコントロールしてくれていたのだった。

そばにいる次男にとっては父の無意識に苦しみもがく姿をみるのは
心を切り裂かれるほど辛かっただろうと思う・・・
胆石のOPEが終わって間もない次男の体にはOPE後の痛みよりも
父にもらった命が刻まれているのだと思った・・・
尊敬する父のすべてを受け止め、泣きながら抱きしめていた・・・

「死ぬ」ということは決して綺麗事じゃない・・・
その人生すべての終わりを受け止めなくてはならなかった・・・
奇跡を祈る余裕すらないほど、壮絶さが上回っていた・・・
長男の到着だけを、私たちは ひたすら待ちわびた・・・


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