命の灯火が 今・・点滅している・・・
2月からー 見守らせて頂いている・・・
小細胞肺ガンからの骨メタ、脳メタがありー
悪液質の状態でー
年が明けてから、言葉を発せなくなったのでー
痛い・辛い・苦しい・・何も訴えられません。
表情とバイタルから読み取ってゆくしかありません。
ルートも取れなくなっていてー
リンパ腫瘤も明らかに増大していてー
気管を徐々に閉塞させていってるのでしょう。
咳も弱々しく・・自己排痰は不可能なので
体位の調整にて援助していますが・・・
咽頭のゴロ音は 側を離れたくなくなるようなー
気になるものです。
昨日、夕方から・・小さな痙攣を起こしていて・・・
体を寄り添って、胸をさすると治まっていたのだけどー
20時くらいに、勤務時間が終わったので
様子を見に行ったところ・・・顔色が悪い。
サット(spo2)を測ると65・・・
吸引しても、なかなか上がらない・・・
鼻カテをマスクに換えo2を5ℓ投与・・・
肩枕にして、リーダーに報告し、Drコール・・・
指示によりDiv施行・・・
サットが上がってきた・・・(ホッ)
色んな想いを込めて・・
冷たくなっていた頬や足先をさする・・・
さすっているとバイタルも呼吸も落ち着く。
でも、私はモニターの数値は
あくまでも機械的数値と思っている。
酸素を送り込んだ上での、
点滴が行った上での数値だと・・・
見ることで、触れることで、寄り添うことで
感じたい・・・
私にできること・・・できたことは・・・
2時間側にいて、呼吸を感じ、手や足をさすり
15分おきくらいにサットが下がったときに
鼻腔吸引してあげること・・・
そして・・・
祈ること・・・
「今」のすべてを共有すること・・だった。
22時、バイタルも安定し、眠ってくれたので・・・
病院を後にした。
2時半くらいに寝たのだけれど・・・
夢を見た。
夢のなかでも 祈っていた・・・
祈ることで救われるのは、
私自身の壊れそうに切ない心なのかもしれない・・・