季節は冬に突入していた・・・
インフルエンザが猛威を振るっている中、早めにワクチンは接種
していたが、できるだけ外出は控えていた。
県外には勿論の事、外出そのものも久しぶりだった・・・

セカンドオピニオンの診療は午後からとの事だったので、2時に
予約を入れていた・・・迷う事を想定して、ゆとりを持って出かけた
のだが、予定どうり(笑)最後の詰めで道に迷い・・A医院には
予約時間の15分前というナイスな時間に到着した。

簡単な受付記入を済ませ、セカンドオピニオン料1万円を支払い
(保険診療外なので)ソファーに座り、名前を呼ばれるのを待った。

10分程して呼ばれたので診察室に入ると、本の印象とは少し
違った先生が座っていた。
どう違うのか?何が違うのか?
うまく言えないけれど、読んだ著書の内容と、実際に会った瞬間に
受けたイメージ?が何か何処か違う気がした・・・

挨拶を済ませた後、先生は まず紹介状に目を通した。
治療経過サマリーである・・・
そして、最初に彼に言った言葉が、「大丈夫ですよ!頑張りましょう」
であった。その後、代替療法として使っているフコイダンの説明・・・
成分の分析表を見せてくれ、他社との比較をし、今 彼が飲んでいる
ものが1番優れているとの説明だった。

その後、体質改善の為には水道水は良くないとの話しに移り
フコイダン療法と同時に水療法というものも推奨しているらしく
1本、たしか数百円だったと思うのだけれど
その水がいいという事を、しきりに勧めていた。
大分から、わざわざ水を買いにくるのは大変でしょう・・と
水道の蛇口に取り付けるだけで、そのお勧めの水になるという
浄水器のリースの説明をし始めた

要するに、水療法で癌が存在しにくい体質に変え、フコイダンで
癌細胞をアポトーシスさせようと言うことなのかなと私には思えた。
「磁気共鳴検査?」(正確な名前ははっきり覚えていない)という
磁石のようなものを体にあてて、数値を調べ その人の体内の
悪い(弱点)部分《肺ガンの場合は肺》を把握して、数値が改善
するように水とフコイダンを飲むというような説明だったと思う・・

その説明の途中で、彼が「その磁気の検査は、この場でもすぐに
できるのですか?」と力強い言葉で聞いたのが、すごく印象に
残っていて、肝心なその「なんとか療法」の話しが記憶に
残らなかったのである。
先生は「もちろん、すぐにできますよ」と答えた・・・

そうして、先生は「フコイダン療法で癌が消えた」とか
「QOLが改善し、今も元気に暮らせています」という患者さんからの
御礼のハガキやファックスのコピーを手渡して「よかったら、これでも
読んでいて下さい」と言い5分ほど奥に姿を消した。
戻ってくると「次は何時、来れそうですか?」とカレンダーを
見ながら聞いてきた。
「2週間後くらいにはどうですか?」というので定期検査の日と
重ならない日を 次回の予約として入れた
先生は、補足として、食事療法の大切さを付け加え
ゲルソン療法の一部を取り入れている事を伝えると
「人参ジュースと玄米食だけは是非続けてください」と言われた。
こうして、初めてのセカンドオピニオンを終えて
私達はA医院をあとにした・・・

そして、この医院に二度と来る事はなかった・・・