1クール2回目の抗がん剤投与が終了して、前回と同様・・2日間

  抗生剤の点滴(ソリタT+リンデロン+吐き気止め)を施行!その

  翌日、採血!白血球は異常なし・・・若干貧血傾向にあるとの事・・

  確実にデータに現れる 抗がん剤の副作用・・・体の中はいったい

  どうなっているんだろう・・・ 

  翌日、体がだるそうにしている彼・・・微熱があるようだ・・37度〜

  38度の間を行ったり来たり・・・氷枕でクーリング、22時半過ぎに

  安定!比較的高熱に強い彼だけれど、中途半端な微熱は思った

  以上にキツイ様子・・・結局この日は 朝5時まで側にいた・・・・・

  副作用が顕著に出現してきている・・・ますます、ドラえもんの道具

  スモールライトを借りて、彼の体の中に 工事道具一式を抱えて

  入り込みたい気分だ・・・

   そんな事を考えていた時・・彼の友達がお見舞いに来てくれた・・

  お父さんが同じ病院に入院したらしく、「これからちょくちょく顔を

  だすから!」とのご挨拶訪問♪その会話の中で「知り合いの人が

  1年前、末期癌と言われたけど・・ゲルなんとか療法とかをやって

  今は結構元気に過ごしてるよ・・」ということだった。そのフレーズ

  が私の中にしっかりとインプットされた・・・

  それから3日後・・微熱は相変わらずだったが、仮退院許可がお

  りる・・夕方、熱があがる・・これは退院が嬉しくての知恵熱だね!

  と言うと「だな!」と即座に納得の彼(^^)

   翌朝には、知恵熱はすっかり下がり、CT撮影した後無事退院!

  さっそく、帰りに本屋に寄り、友達が話していたゲルなんとか療法

  についての本を探す・・・あった!これだ!【ゲルソン療法】・・・

  確信した私は、なんだか秘密の地図でも手に入れたかのような

  気持ちでレジへと向かった・・・彼も私の表情を見てニッコリ笑った

  その後、薬局で氷枕を買い、まっすぐ家に帰った!早く本を読み

  たかった・・・

  ゲルソン療法とは、代替療法のひとつで 大変厳格な食事療法で

  す。この療法は「癌は全身の栄養障害、代謝障害がもたらす病気

  」と定義づけています。噛み砕いていうと、動物性食品に偏った高

  蛋白、高脂肪の食事が癌を引き起こすという定義です・・・そもそも

  この療法は、ゲルソン氏ご自身が若い頃 重い偏頭痛にかかり、

  試行錯誤の末に、生野菜と生の果物を大量に摂ることによって治

  ったことに端を発し、当時臨床に携わっていた結核専門病棟で指

  導した偏頭痛の患者の皮膚結核も治ったことから、結核治療に応

  用されるようになったそうです。他にも腎臓病、糖尿病,動脈硬化

  などの慢性病、成人病にも非常に成果があったようです・・・

  この療法の最大、最重要のポイントは、人間の自然治癒力(人間

  が本来持っている病気を治そうとする力)を高めることです・・・

  分子生物学や分子栄養学のレベルですので 本を読んでいて、

  厳しさがひしひしと伝わりましたが、ある意味自分の中の無意識

  レベルでの「まいっか・・」精神の痛い部分を指摘されているようで

  なんだか、ある意味・・原点に戻れた感覚になりました・・・「これを

  飲めば癌は治る!」的なものでなく、自身で努力して体質改善する

  というものですから・・・本当にかなりの強い意志や信念を持たなけ

  ば継続できないと思いました・・・とりあえず、できる事からやってい

  こうというのが二人の気持ちの中にあったので、さっそくジューサー

  ミキサーを買いに行きました。次の抗がん剤投与の副作用対策

  という目標はただひとつでした・・・

ガンと闘う医師のゲルソン療法―自らのガンを克服した精神科医が選んだ究極の栄養療法